3年で人生が180度変わった私の全記録。

2018/11/10


 

はじめまして!NPO法人ひとまきのフードクリエイティ部 部長の宇野友香子(@yuka_npo )です。

私は今スタッフの一人として、ひとまきを運営する立場にいます。

 

ですが、実は私自身「昔ひとまきの拠点に滞在しにきた若者のひとり」だったんです。

 

このページでは私がひとまきの拠点を訪れてから今に至るまでを
「ひとまき拠点滞在者ストーリー」として振り返ってみたいと思います。

 

目次

簡単な自己紹介

1994年生まれ。愛知県出身。

管理栄養士 / NPO法人ひとまき フードクリエイティ部 部長 / 高知県本山町地域おこし協力隊 / 個人事業主 ピウノフーズ代表

 

小さい頃から「食」に関する興味が強く、大学で管理栄養士の資格を取得。
現在は商品開発やチラシデザインスキルの向上に興味がある。

 

また、地元愛知県三河地方の本みりんの奥深さに魅了され、独自で日々研究を行なっている。

今からは想像できないぐらい辛かった大学3年の夏

今は毎日、自分の理想とする暮らし方・働き方を目指して
忙しいながらもワクワクした生活を送らせてもらっている私ですが、

実は3年前の私は今からは想像できないぐらい人生のどん底にいました。

 

 

今でこそ自分のことを信じて、自分で選んだ道を歩めています。

でも3年前の私は、

「誰でもいいから自分以外の人間になりたい」

と常に考えていました。

 

 

それぐらい自分が嫌いで、自分を生きるのが本当に辛かった。

 

将来の希望なんてもちろんない。

大学の授業中でも涙がでる。

そう、私はうつ病でした。

 

(その頃の写真は笑顔でもあんまり覇気がないものが多い…)

 

大学を続けていけるのか?本当に悩んだ時期もありましたが
幸い家族に支えられて少しずつ回復し、今では全く症状はありません。

 

うつ病は完治が難しいと言われる中
ほんと運が良かったのと、周りの人の支えがあったからとしか言いようがありません。

 

今では、うつ病だった時期をプラスに捉えられるようになりました。

 

本当に苦しい経験だったけど、それがあったからこそ自分とよく向き合い

人の気持ちに寄りそえるようになったと思っているからです。

自分の人生を大きく変えた大学4年生の夏休み

大学4年生になった私は、就活の時期を迎え
夏頃にはご縁があった病院で管理栄養士として働くことが決まっていました。

 

管理栄養士の業界はかなりの買い手市場で、
新卒で病院管理栄養士として働けることは相当ラッキーなことです。

私は安定した収入と管理栄養士として世間が認める地位を約束されました。

 

 

なのに、「これでいいのだろうか?」悩む自分がいました。

 

 

患者さんと日々向き合い、栄養指導をする。

 

私はこの仕事をワクワクしながら続けていけるだろうか?

自分以外の誰でもできるこの仕事で本当にいいんだろうか?

 

 

ちょうどその頃、医者の判断よりもAIの判定の方が速くて正確な治療ができたというニュースをみました。

管理栄養士として「知識を提供する」仕事はこの先も必要なんだろうか?

不安になりました…

 

そんな時に目にしたのが、ひとまき代表の矢野大地さんのだいちハウス滞在者募集の記事でした。(当時は立ち上げたばかりで、受け入れ拠点はだいちハウスだけでした。)

 

「就活って『どの会社に勤めるか』だけが問題にされがちだけど、『どういう暮らしがしたいのか』も考えないといけないはず。」

 

そう感じていた私は、山奥で・フリーランスで・仕事と暮らしを一体化させて暮らしているように見えた矢野さんの話をぜひ聞いてみたい!と思い、

募集記事が公開されたその日に矢野さんと連絡を取り、高知行きを決めました。

 

 


(だいちハウスに初めて来た時)

 

高知県自体初めてでしたが、一週間の嶺北地域滞在中に

地元では出会えないような働き方・価値観・暮らし方をしている方にたくさんお会いしました。(一週間で50人以上のはじめましての方と交流したと思います)

 

そして「愛知県の病院に勤めるよりも、高知県に移住してこの地域の人と一緒に暮らすことが、今の私にとって一番成長できる道だ!」と強く感じました。

 

(坂本龍馬に高知に来ることを約束している)

 

高知県に行きたいと言いはじめた時はうつ病が治ってまだ半年経つかたたないかの時で、

仕事も家もなんにも決まっていない時でしたから両親は本当に心配したと思います。笑

 

でも、ひとりで高知まで何回も足を運び、地域おこし協力隊の話もつかんできた私を見て、両親もだんだん納得し、
祖父からは「自分の人生なんだから自分が納得できる道を頑張って進みなさい。」とエールももらいました。

 

ほんと、私は家族に恵まれていると思います。

本山町地域おこし協力隊をしながらたくさんの経験をする

地域おこし協力隊というと、

「3年間役場の雑用しかさせてもらえなかった」

とか

「受け入れ側とのニーズが合わず、自分が思い描いた活動ができなかった」
などの話もよく聞きます。

 

が、私にとっては協力隊としてこの地域にはいれたことはとても良かったと感じています。

 

・地域の人も「協力隊として活動させてもらっています」と言うと受け入れてくれやすい

・フリーランスとしては経験できないような仕事やチャンスを任してもらえる

(社会人1年目の私に任せていいの…?みたいな仕事もいっぱい任せてもらえた。失敗も したけど、確実にそのおかげで成長できた)

・尊敬できる上司や目標にしたい人生の先輩ができた

 

協力隊として活動できたこと以外にも、

「ひとまき」を中心とした同世代のコミュニティがあることも私にとっては大きかったです。

 

 

(この写真は特にお気に入り。大人になっても心の底から大笑いできるって素晴らしい)

 

どれだけ地域の人に受け入れてもらっていても、同世代で相談したり切磋琢磨しあえるコミュニティがあるのとないのとでは全然違います。特に私のように一人で全く違う地域から来た若者にとってはなおさらです。

 

最初はひとまきにはイベントの手伝いなどで関わることが多かったですが、

そのイベントの時などに過去の私と同じように
「人生の選択肢に悩んでひとまきの拠点を訪れた」と話す人たちとたくさん出会いました。

 

そして「私も同じ悩みや葛藤を経験したからこそ何か力になれることがあるかもしれない」
と感じ、2017年8月に外部スタッフとしてひとまきでの活動も始めました。

 

 

また、私にとってもう1つ大きなチャンスとなったのが
高知県四万十町にある『土佐ひかりCDM』の近藤さんとの出会いでした。

 

土佐ひかりCDMは一見すると一次産業を軸としたベンチャー企業ですが
その根底には「事業を通して未来の若者に経験とチャンスを与えたい」
という強い想いがあります。

 

近藤さんは良い意味で大変変わった方で、高知に来てすぐの私の「今までどんな経験をして、どうして高知に来て、これからどんなことがしたいのか」なんて話を
「宇野ちゃん面白いねー!」と言いながら聞いてくれました。

 

そして「一緒になんか面白いことしよう!」ということで決まったのが
土佐ひかりCDMの商品である『情熱のろべると』を使って商品開発をすることだったんです。

 

私にとってはもちろん初めての商品開発。

コンセプトやレシピ、商品の成分表示に至るまで
「ゼロから新しいものを生み出すのって大変!」と思うこともたくさんありましたが、

「商品がどんどん出来上がるの楽しい!商品開発って面白い!!!」と思うことの方がずっと多かったです。

 

そしてついに出来上がったのが、ひとまきで生産・販売をしている卵のピクルス『琥珀のろべると』でした!
(個別注文受け付けています。)

団体としても個人としても新しいフェーズに

その後、商品開発だけでなく製造もひとまきのコミュニティを利用した商品にしよう!
ということになり、ひとまきにはフードクリエイティ部が誕生。

 

私はその部長として『琥珀のろべると』の製造のコーディネートはもちろん、ひとまき全体の運営にもスタッフの一人としてより深く関わるようになりました。

 

今までの私は「商品開発をして、自分の好きで得意なことが仕事になったらいいな〜!」ぐらいにしか考えていませんでした。
でも、ひとまきスタッフの一人として団体全体のビジョンや運営にも向き合うようになり、

「『琥珀のろべると』を使ってどうやってみんなと一緒にひとまきコミュニティを面白くしていこう?」と思うようになりました。

 

 

自分の人生を大きく変えてくれた仲間ともっと面白いことをしたい!

 

今は強くそう思っています。

3年で人は大きく変われる。それは大きな出会いと一歩一歩の積み重ね

「とりあえず3年」とかにも使われる3年という期間ですが、
3年って「とりあえず」なんかで過ごしたらほんともったいないです。
3年って、行こうと思ったら遠くまで行ける時間です。

 

私にとってこの3年間は本当に変化の大きい3年間でした。

 

3年前の自分は今の自分があることを絶対に想像できなかった。
迷ったり悩んだり、でもここまでこれたのは
「大きな出会いと一歩一歩の積み重ね」があったからだと思います。

 

正直この3年間を劇的に変化させるために、私自身が死ぬほど努力したとかめちゃくちゃスキルアップしたとかいうことはありません。

ただいろんな人に後押ししてもらって、引き上げてもらって今の自分があります。私はそんな人たちに与えてもらったチャンスをできる限りの全力で取り組んだだけ。

 

私にとって、「いざとなったら頼りになる、そしてお互いの夢を応援できる、共に頑張る仲間」がいる今の環境はなくてはならないものですし、
今いる環境をつかむきっかけになった最初のだいちハウスの滞在は本当に選択してよかったな〜と感じています。

 

人それぞれ必要な環境は違いますし、自分から探さないと自分に合った環境は見つかりません。

でもひとまきが運営する拠点が、過去の私と同じような誰かの人生を好転させるきっかけになれるよう、
NPO法人ひとまきのスタッフとして、そして宇野友香子個人としてこれからも成長していきたいと思います。

ひとまきの新たな挑戦!

そんな、ひとまきが今年の冬も新たな挑戦をします。

 

 

代表の矢野とスタッフ大堀が軽トラックの後ろに小屋を作り、全国を回りながら支援者の人に会いに行ったり、各地でイベントを開催したり、様々な生き方の選択肢を収集する『#Coトラック』という企画です。

 

そんな挑戦を実現するために、現在、クラウドファンディングを利用して旅の資金を募っている最中です!
(卵のピクルス『琥珀のろべると』もリターンに入っています)

 

#Coトラック クラファンページを見てみる!
 

 

✔︎高知にいくのはちょっと難しいけど、来てくれるならいろいろ話を聞いてほしい。

✔︎イベントを一緒に開催したい!

✔︎進路選択に悩んでいて、なかなか答えが出ない。

 

 

そんな人たちは、ぜひこのプロジェクトを応援してください!

あなたの元へ、Coトラックがやって来てくれると思います。

 

最後に

私が悩んでいた頃のように、同じように悩みを抱えている人たちは本当に多いと思います。

でも、そんな悩みに真摯に耳を傾けて聞いてくれたり、肯定してくれる人たちは周りに全然いませんよね。

 

今回チャレンジする#Coトラックもそうですが、私たちNPO法人ひとまきは体験や対話を通して、そんな人たちの背中を押してあげられるような機会になればと思います!

そして、高知のひとまきの拠点に来て見たいなと感じてくださった方は、ぜひ私とも一緒にお話ししましょう。

 

みなさんのお越しをお待ちしています!