2019/05/16
みなさん、こんにちは!
ひとまきの代表を務めています。矢野です。
今回の記事では、僕とスタッフの大堀とで約2ヶ月間(2019/1~3)かけて、全国47都道府県を軽トラハウスで回ってきた報告とそんな旅を通して僕たちがこれからやっていこうと考えていることについてお話ししたいと思います。
少し長くなると思いますが、どうか最後までお読みいただけると嬉しいです。
目次
2016年に設立してから、3年。
様々な活動をして来ました。
具体的なプロジェクトでは、
碁石茶親衛隊
半農半Xインターンシップ
だいちハウスインターンシップ
ぶんたハウスインターンシップ
トマトにまみれ隊
絶対に学べるシェアハウス『わんく』
ヒッチハイクファンディング
マキワリプログラム
クベルプログラム
などのプロジェクトを企画し、実行して来ました。
こうしたプロジェクトに、
今までで、のべ3,000人以上の人が参加してくださり、そのまま活動拠点である嶺北地域に移住する人も、出て来て小さくコミュニティができて来たのが3年目までのハイライトです。
(2018年からスタートしたマキワリプログラム)
数字だけ見れば、素晴らしい実績を挙げられているように見えるのですが、
実際はそう簡単ではありません。
たくさんの人を受け入れる中、非営利活動として行なう比重がとても大きいため、
法人経営としては、収益事業とならない事業が多く、想いだけで突き進んでいくのに限界を感じ始めていました。
やはり、
社会にとって、受益者にとってためになる活動をやっていても、
それを継続していくためには、どうしても『お金』が必要です。
ただ、受益者である若者(主な参加者は10〜30代)でお金に余裕があるとは言えない状況の人が多く。
受益者からお金を得る仕組みではない、ビジネスモデルを構築しないと…
と考えつつも、なかなか良い形が見えず。
そんなこんなで『お金』のことに固執せず、今までやって来ましたが、
ついに、このままではマズイと思う状況になりつつあるため、新しいキッカケを見つける旅に出ることにしたのです。
そもそも、お金を稼ぐことを目的として活動をしているわけではないので、僕たちの目指す未来とリンクする形で、
活動を継続していくための『お金』を得ることができるのか?が重要です。
色々と考えたのですが、
このままではらちがあかないと考え、様々な実例を見てそれを参考にし、僕たちが今提供できる価値をどうやって『お金』にかえられるのかを考えたい、
様々な全国の事例を学びながら、それを元に、次のアクションを考えようということで、
『何度でも生き方は選べる!』を伝えるために、軽トラハウスで日本一周したい!
こちらのプロジェクトを立ち上げ、
110名の方たちの支援をいただき、軽トラハウスでスタッフの大堀と1ヶ月前まで全国47都道府県を巡る旅に行って来たのです。
実際に、47都道府県を周り、
400人近い人と出会ってきて、
とてもたくさんの実例を見てきました。
また、新たに支援してくださる方、泊めてくださる方、イベントを一緒に企画してくださる方…
本当に多くの人に支えられ、この企画は成功しました。
そんな、旅での学び・出会いを応援してくださる皆さんへも伝えたい。
そう思い、旅から帰ってきて、少し遅くなりましたが筆を取っています。
今回の挑戦ですが、
はっきり言って、きつかったです(笑)
47都道府県を60日で周りきるって、ただのアホだなと今さら思います…
そもそも企画を思い立ってから準備をするまでの時間があまりなかったのもあり、
出発してからも多々問題や珍事件もありました。
この寒い冬の中、旅をするために作った軽トラハウスですが、
断熱材などの加工を一切しておらず…
出発1、2日目は寒すぎて寝れないという…
(断熱材入れるのを手伝ってくれている図)
そして、愛媛でお世話になった山下さんに断熱材を入れる手伝いをしていただき、
ここからはとても快適に寝ることができるようになりました!
(AT限定解除の試験を受けにいく大堀、これが3度目)
一緒に交互に運転して、旅を楽しむ予定であったスタッフの大堀が、
AT限定解除の車免許の試験になんと3度も落ちて、結果約10,000㎞の距離を僕1人で運転し続けたり…
(結果的には、難しい道などもありMT運転に慣れている僕が運転してよかったと思ってます。)
(エンストを助けてくれている図)
一番焦ったのは、長野の山奥でいきなりエンストして、
雪の中に動けなくなった時ですね。
お世話になった人たちがすぐさま駆けつけてくれて、無事生還し、その後は問題なく走ってくれました!(この軽トラ19万㎞走ってます笑)
その他にも、
フェリーの泊まるスペースが狭すぎて、隣の男の人に抱きつかれながら寝たりとか…
前日いた場所で震度5以上の地震があったりとか…
ただ、準備不足でしたが、
大きな問題には見舞われず!無事に高知に帰ってこれたことは本当によかったと思っています。
(結構外で飯作って食べました。)
日々、軽トラハウスの中で宿泊で疲れてたのもあり、
観光はもちろんのこと、その土地の美味しいご飯を食べる余裕なんかほとんどありませんでした。
なので、そうした情報については全然共有することはできないのですが、
(東京イベント in greenzオフィス)
(栃木イベント in ほたるの里の古民家おおぎす)
(福岡イベント in いとしまシェアハウス)
17ヶ所でのイベントの開催を中心として、とにかく人と会いまくり、
これからの時代の生き方のヒントになるようなお話を伺うことができました。
そして、当初の目標であった47都道府県の生き方を取材した『次世代生き方図鑑』も無事完成に向かってスタッフ一同頑張っています。(支援してくださった方、取材させていただいた方、もう少々お待ちください。)
さて、そんな
たくさんの人との交流や意見交換、そして、活動などに触れてとても多くのことを学ばせていただいたので、
そんな学びを2つのポイントにまとめてみました。
それぞれ、
具体的な活動を参考に、紹介していこうと思います。
インターネットで検索すれば、たくさんの事を理解したつもりになれる時代。
しかし、実はインターネットという広い海の中からピンポイントの情報を引き出し得ることもまた難しく、ネットには載っていない情報なんて無限にありますよね。
そんな風に思わせてくれるのは、やはり人との交流です。
中でも違世代・他文化との交流の中からそれをより顕著に感じることができると思います。
これだけ多くの情報があるのに、
なぜか、社会の仕組みの中にはジャンルに区切られた同世代や文化の近い人たちの集まりばかりがあって、多世代・多文化交流の場は少ないんですよね。
特に、地方に行けば行くほど、その傾向は顕著にあるなと思います。
今回、回った地域の中でも、そんな交流を促進し、多くの情報をやりとりし、アクションが生まれる場づくりをしているところがたくさんありました。
ひとつ目は青森県十和田市にある、『14-54』というオープンスペースです。
(参照:https://www.14-54.com/about)
街の中心にある、商店街の廃物件を再活用し2年ほど前にオープンした場所です。
この物件の特徴は、縦に長く、奥に広がっているところ!
そのため、全部をひとつの目的で利用することより、一部屋一部屋の利用用途を分け、
多世代・多文化の人が交流し、生み出される場所になっているところです。
間取りもこのような形になっており、
入り口はカフェ・イベントスペース、中心にアートスペース・街中ライブラリー(十和田現代美術館書庫)、そして、1番奥にワークスペースとなっています。
一箇所の場所に多目的な機能を設け、なんの目的もなく、ふらっと遊びに来れる入り口。
そして、その中に入れば入るほど、目的に合わせたスペースが作られています。
実際に、お伺いした際にも、
多世代の人たちが集まってきて、活動の話をしたり、卓球で遊んだり…
新しいアイデアが生まれる場所になっているように思いました!
また、実際に現場にはお邪魔できませんでしたが、
栃木県那須烏山のイベントで一緒に登壇させていただいた、一般社団法人えんがおの濱野さんがされている、
『みんなの家』についても、とても面白い仕組みだと感じました。
(一般社団法人えんがお代表理事 濱野さん 写真左から2番目)
えんがおは、高齢者の孤独な状態を解決して行くための様々な事業を展開している団体です。
その活動の中で、世代間交流事業というものがあるんですが、その仕組みがとても面白かったので紹介します!
(みんなの家の構造図)
僕のつたない画力でも伝えられるほどシンプルな構造なのですが、
みんなの家は一階が高齢者の方たちの交流スペース。
二階部分が学生たちの学習・交流スペースとなっています。
こうしたスペースを作った時に、どうしても高齢者を対象にすると、高齢者ばかりが、
若者を対象にすると若者ばかりが参加しがちです。
なので、目的をそれぞれ切り分け、同じ空間に作ることで、勝手に交流が生まれるようにしようというのがこの仕組みの面白さです!
濱野さんが象徴的なエピソードの中で、
『学生が勉強してる最中に、下で交流してたおばあちゃんがたくあんを持って上に上がり、
一人一人に勉強頑張りなさいとたくあんを手に乗せて回っていたんです。そういうことがそれぞれの壁を無くして良い交流が生まれています。』
というような話がありました。
こうした、小さな歩み寄りから交流が生まれ、
高齢者の孤独感だけでなく、学生たちが世代間交流から多くの情報を受け取ることができる仕組みを作っているのです。
他にも、多くのこうした事例を見ていく中で、
やはり、多世代・多文化の交流から情報を交換し合うことが僕たちの目指す『何度でも生き方を選べる世の中』にとってもとても重要なポイントであると感じました。
十和田オープンスペース 14-54 HP:https://www.14-54.com/
一般社団法人えんがおHP : https://www.engawa-smile.org/
学びの2つ目は、地方で起こすスモールビジネスについてです。
今回の旅の大きなテーマでもある、このポイントについて、学びの深かった例を紹介します!
ひとつ目は、和歌山県田辺市で活動する一般社団法人kumano.coの事例です。
一般社団法人kumano.coは約1年前に設立されたばかりの新参団体!
しかし、4人の20代メンバーの想いはとてもアツく、
立ち上げ早々にまず飲食店を立ち上げました。
そもそも、彼らの目的は何も、飲食店をすることが目的ではなく、
若者が地方でチャレンジできる場を作りたいという思いから、その入り口として選んだのがこの飲食事業だったのです。
彼らの活動する地域は、
世界遺産に認定された熊野古道が隣接しており、その観光客が国内外からたくさん来ているそうで、
ただ、宿泊したり、ご飯を食べたり、飲んだり、、、
そうした場所が極端に少なくなっている現状があったそうです。
そんな場所に、若者たちの新しい視点を取り入れ、
大きなビジネスを作るのではなく、小さくチャレンジしやすいモデルを作ることで、新しい価値を生み出しやすい場所として機能し始めているのです。
また、飲食店事業を通して、
地域内にある小売店さんとの交流が生まれたり、地域内外の人たちの交流場となって来たりと、
ここがハブとなり、確実に新たなチャレンジが生まれる環境を作ることができているんですよね。
今後は、宿泊業やコミュニティスペースなどを作りもっと目指すビジョンに近づくためのアクションをしていくそうです。
参考:くまのこ食堂(https://kumanocoshokudo.com/)
二つ目に紹介するのは、
熊本県熊本市・菊池市で活動する、園田さんの活動です。
ちょうど、6年ほど前に熊本で暮らし始め、
たまたま前職のつながりで出会った地域のおじいちゃんから、古民家を貸してもらうことになり、
住み始めた地域の課題がみかん農家の後継者不足だったそうなんです。
そこから、放置されていたみかん畑・梅畑を再生させ、
無農薬で作ったものをネットで販売。
1年目からそれだけで食べていけるほどの稼ぎを得ることができたらしいのです。
農業や田舎暮らしをしたい若もんは果樹栽培が盛んな地は狙い目。
後継者不足で耕作放棄地がどんどん出て来てる。手を挙げれば貸してもらえるし、誰も居なければ樹は切られて更地になったり、ソーラーに変わったり、、、
特にミカンは自然栽培やってる農家さん少ないし、需要がめちゃあるからオススメ!— 園田みつよし (@asobinokuni) 2019年5月2日
そこから空き物件を数件、
シェアハウスにしたり、日替わりで店長の変わるお店をやってみたり…
地域の中で、価値のないものとされたものに新しいアイデアで価値を吹き込み、小さなビジネスをつくり、仕事を生み出し、
そこに暮らす人たちのチャレンジを促進する仕組みを作られています。
東大と広島大での研究15年、竹の炭素が日本を救うかも、、
特殊な炭素窯の発注に5500万円を、なんと東北の企業が出資してくださり、製作スタート!
10月の頭には実働に入ります。竹害を解決し、地方に産業作ります!
ホワイト企業を超えたグリーン企業を目指します🎋#熊本竹林組合— 園田みつよし (@asobinokuni) 2019年3月19日
そして、今年度から企業との連携により、
竹害をビジネスにする事業をスタート!
コツコツと価値を再定義してきたことが認められ、小さなビジネスから、大きなビジネスを生み出す可能性を作られています。
直接現場に足を踏み入れる時間はなかったのですが、
利用されなくなった価値を再定義し、ビジネスを作る。
とてもシンプルだし、どこでも真似ができる仕組みであるなというのが第一印象でした。
今回の旅で、学んだことは本当に多く
上記で挙げた事例以外にも本当にたくさんのアイデアをいただく機会になりました。
また、お話を聞くだけではなく、自分たち自身も、
全国の17ヶ所のイベントを中心にお話させてもらう機会をいただき、改めて僕たちの目指す理想の姿について考えることができました。
(イベントで話す矢野)
そこでひとまきが活動をしている背景にある大きな3つの社会課題を整理しておきたいと思います。
1つ目は、『若者の自己肯定感の低さと自己責任論』についてです。
僕たちの年代はよく、
『今の若者はやる気がない。』
『これだらゆとり世代(さとり世代)は…』
と上の世代から言われることがあると思います。
確かに、やる気のない部分はあると思いますし、明らかに生きてきた時代の違いで世代間での価値観の差が生まれているのも事実。
しかし、それを個人の責任として捉えて本当に良いのでしょうか?
僕らは、これは明らかに社会全体の問題であり、
今の社会構造と僕たちが受けてきた教育との歪みによって生まれている課題だと思っています。
そもそも、国際比較においても多くの先進国の中で圧倒的に自己肯定感が低いのが今の日本の若者です。
それは、数字で出ているように個人個人の問題ではなく、
社会全体の問題であることは明白です。
だから、そんな状態に対して、社会全体としてどう取り組んでいくべきなのかを考え、対応していくことがとても重要だと思っています。
(参考:特集 今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~ https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html)
2つ目は、『画一的な生き方しか認めない風潮』です。
僕たちの時代には、
義務教育→高校→大学(専門学校)→就職
という社会の風潮に作り上げられた王道がありますよね。
逆に、この流れを外れてしまった人は『落ちこぼれ』というような表現で批判されたりします。
しかし、本当に落ちこぼれなんだろうか?
僕たちは違うと思っています。
確かに、王道を進むことが教育的観点からすれば、もっとも選択肢が多く獲得できる方法なのかもしれません。
指導をする側からすれば、そんな王道を通らせてあげることが一番リスクのない生き方を選ばせてあげることなのかもしれません。
もちろん、そういった生き方に適応していける人は幸せだと思うのですが、
実際には、そうじゃない人が多いというのが数字に現れています。
若者だけに限定したことではありませんが、
日本は『世界の幸福度ランキング』というもので、OECD36ヶ国中32位(2019年3月20日発表)という数字が出ています。
その項目の中で特に、
『他者への寛容性』、『社会的自由』という項目についてとても順位が低く、幸福度ランキングの順位を大きく下げる要因になっているみたいです。
(参考:「世界幸福度ランキング」2019年版が発表。日本の順位はどうなった? https://www.huffingtonpost.jp/entry/world-happiness-ranking-2019_jp_5c906a19e4b071a25a85e44c)
こうした数字からも読み取れるように、
日本人の多くが画一的な生き方しか認めない風潮に不自由さを感じており、変化の激しい時代を自分自身の選択で生き抜いていく方法を考え取り組んだとしても、
周りから認められず、苦しい環境下に立たされる現状があります。
そして、3つ目が、『社会的孤立状態』です。
上で挙げた2つの問題とも密接に関わってきますが、
こうした問題を通して、生きづらさを感じ、苦しんでいる人たちはとてもたくさんいます。
特に、生きづらさを感じている多くの人たちが『社会的孤立状態』にあると僕たちは考えています。
『社会的孤立状態』とは、その名の通り社会から孤立してしまっている状態を言います。
そんな孤立状態から、精神疾患(特にうつ病など)を発症する人たちはあとを絶ちません。
実は、幸福度とコミュニティにはとても重要な関連性があると国の調べからも出ています。
(参考:特集 若者にとっての人とのつながり https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h29gaiyou/s0.html)
こうした3つの観点が軸となって、
僕たちはひとまきの活動をしています。
だから、ひとまきと関わる人にとって、
自己認知の時間を作ることができる
誰も否定しない
いつでも帰ってきたいと思える場づくり
を意識し、活動しています。
ひとまきはこの3つを実現できる環境が地方にポテンシャルがあると思い、現在は高知の山奥を拠点に活動に取り組んでいるのです。
coトラックの旅を通して、
見てきた事例、話して深めた内容などをメンバーで練り、これからのアクションを考えた結果…
大きく3つの新しいアクションをすることになりました。
では、順に発表していきます!
今回、最も学びになった地域内の価値を再定義しスモールビジネスを作るという話。
実は、僕たちも前からずっとそんなことを考えていたのですが、
なかなか動けずにいました。
しかし、今回旅で実際に現場を見てきて、
やはり継続的に活動を続けていくために外貨を稼ぐモデルを持つこと、
また、それが構築されていることにより僕たちのプログラムに参加してくれる人たちにとっても良い影響があると考えました。
春から実際に動き始めたのは、
コミュニティ農園事業
ゲストハウス事業
飲食事業
の3つです。
それぞれ耕作放棄地になっている土地を利用させてもらったり、空き物件・居抜き物件を借りてスタートする予定です。
地方の利用されなくなってしまった場所の価値を再定義し、小さいところから価値を作っていくことで僕たち自身が考え、リスクを背負ってチャレンジしようと思います!
今回全国を回る中でやはり働き方、暮らし方を中心とした生き方全般に悩みを持っている人は本当にたくさんいるなと。
改めて思いました!
そんな人たちがわざわざ高知に来なくても、
スマホひとつで相談しやすい場所を作ることで、まずは話を聞いてくれる人をつくり『社会的孤立状態』から抜け出せる環境を作りたいと思っています。
そして、その後何かしらのアクションを起こす時に、より具体的な選択肢の提示ができるようにそうした環境整備も整えていきます!
リリースまではもう少しの準備が必要な状態ですが、今年度中にはリリースできると思います。
今回、coトラックで全国を回った主たる目的のひとつにこのネットワークの構築がありました。
こちらも以前から考えていましたが、やはり僕たち自身が足を運び、それぞれの環境などを知った上で繋がっていきたいなと考えていたので、
この春から新たにチームを作り、全国受け入れネットワークを形成していきます。
もともと、僕たちのプログラムを通して、
鳥取、石川、千葉、新潟…
いろんな地方の拠点に繋がり、そこで自分のありたい生き方にチャレンジしている人たちがすでに大勢います。
そんなネットワークをもっと明確に、
生き方に悩む様々な人へ届けられるようなプロジェクトをスタートします。
こちらは現在、話が始まったばかりなので、プロジェクトが形になり、リリースするのは夏頃になると思います!
楽しみにしていてください。
ちなみに、
今後、LINE@のプロジェクトとも連携させ、選択肢の拡大にもこのネットワークを利用していこうと考えています。
さて、ここまでざーっと今回の旅で学んだこと、
これからチャレンジしていこうと思っていることについて書きました。
が、もちろんこのチャレンジをしていくためにも資金が必要です。
できるだけ、コストのかからないところからスタートしていく予定ですが、少しでも資金があれば一歩も二歩も前に進みやすくなります。
具体的には、
現在、寄付で運営の一部をまかなっている
マキワリプログラム
クベルプログラム
を寄付だけで回せるために必要な資金は残り年間180万円です。
月1,000円の寄付をしてくださるサポーターさんがあと150人いれば、年間100人〜150人の人たちにプログラムを継続的に提供することができます。
僕たちはサポーター(寄付者)の方々を『キコリ』と呼んでいます。
僕たちひとまき(火と薪)の火を大きくするために必要な薪。
それを山から切り出し、提供してくれるキコリの存在はとても大きく、未熟な僕たちには必要な存在です。
どうか、応援よろしくお願いします。
もちろん、ひとまきへの協力は寄付だけではありません。
『うちの会社の仕事でこんな仕事あるけど、ひとまきでやってみないか?』
『私こんなスキルあるのだけど、ひとまきに提供したい!』
『ひとまきでインターンしたい!』
そんな方も募集中です。
下記にフォームを作ったので、ご記入くださればこちらから連絡をさせていただきます。
今回、60日間もの旅をこうして無事に終えることができ、
次の新たな可能性を見出すことができたのも応援してくださった多くの方々のおかげだと思っております。
本当にありがとうございました。
鈴木大悟note (https://note.mu/fundraiserdaigo)
尾崎水産HP(https://marucho-ozaki.com/)
藤川工務店HP(http://www.fujikawa3.com/)
また、
クラウドファンディングに支援してくださった110名の皆様。
旅中に寄付してくださった皆様。
宿の提供をしてくださった皆様。
一緒にイベントを企画し、開催してくださった皆様。
本当にありがとうございました。
皆さんのお力で出会えたたくさんの実例を活かして、
『何度でも生き方を選べる世の中』の実現に向けて、頑張っていきます。
これからも応援どうぞよろしくお願いします!